まえおき
先日、子供たちと花火をしたのですが、
楽しんでくれるのはうれしいのですが、いまいち「火」を怖がっていない…。
これまで「火」に触れる体験が少なかったんだなと反省…。「火」を恐れる本能が薄れている現代人だからこそ、意識して「火」と触れ合う機会を作っていきたいと思います。
火を使うと脳が活性化する(火育)
火の育脳効果を調べると、まず出てきたのが「火育」というパワーワード!火育については、各ガス会社がホームページで定義づけをしています。
安全な火のおこし方や扱い方、火を使った調理など、子どもたちが「火に親しみ、火を学ぶ」体験を通じて、豊かな心を育み、生きる力を高めることを「火育」と名付ける。
引用元 大阪ガス様「火育とは」
具体的にどんな効果があるの?
火を扱うと脳が活性化する。
子どもが「マッチをする」「七輪で火をおこす」「ガスコンロを点火する」と火を扱ったときだけ脳の意思疎通をつかさどる前頭前野が活性化しました。(大阪ガスと脳科学者の川島教授の共同研究)
引用元 大阪ガス様「火を扱うと脳が活性化する」
人間だけが「火」を使い、そして進化した。「火」が便利だから、「火」を使うことで人間は進化したと思っていたけど、もしかして「火の持つ不思議なパワーで脳が活性化して、人間は進化してきた」としたら面白くないですか?
だって「火」を使えるのは人間だけなんですから!
川島教授は、動物の中で火を扱うのは人間だけなので、「子供たちが火を使うと人間らしい脳が育つのではないか」という仮説をたてて研究をされているそうです。研究結果を楽しみに待ちたいと思います!
火の体験ができるところは?
自宅のキッチン
オール電化の家庭も増えていると思うので、ガステーブルの家庭に限りですが、一番身近な火はキッチンにあります。
各ガス会社のホームページには、
- 頭のよい子は火をみて育つ
- ガスキッチンは火の大切さを教える教育であり、学習環境インフラだ
というような記載もあり面白かったです。
食育としての料理ではなく、火育としての料理を子供と一緒にやるのもいいかなと思います。
花火遊び
花火OKな公園は限られていますが、花火を通して火の美しさ、火の怖さを知るきっかけになったらいいなと思います。また花火は炎色反応を利用したものです。花火をした後は、炎色反応について子供と調べてみるのもいいですね!
花火に火をつける際は、ぜひマッチでの着火にチャレンジしてみてください!擦って熱を起こすということが体感できます。
東京で手持ち花火ができる公園はこちら
大きな公園だと他の人の花火も見れて一石二鳥ですね!
近くの公園が花火可能かどうかは、役所の担当課に電話で聞けば教えてくれます。
キャンプ場など
キャンプ場での火起こし体験もいいですね。今年の夏は挑戦したいと思っています!
キャンプ場検索はこちら
科学館などの学習施設
ガスの科学館に行った体験記はこちら☟
子供も少し大きくなり、火のことを理解できる年齢になったので、火育も積極的に取り入れていこうと思います。