こんにちは!ママコアラです!
女子らしく、バーゲンセール好きからの自然な流れで、気が付いたらやっていた逆張り投資…。上昇相場ではからっきし勝てず、となりの芝生が羨ましくて順張りに手を出したこともありました。でもどこか心が落ち着かない…。
やっぱり私は逆張り投資が好き♡
ってことで、カール・フティーア著「逆張りトレーダー メディア日記を付けて投資機会を見極める」を読んで、今後も逆張りで行く!と気合が入ったので、その感想と気持ちをつらつらと……。
そもそも逆張り投資に適性はあるのか?
投資家のエッジ(優位性)について、カール・フティーアは以下のようにおっしゃっています。
投機家の最大のエッジとは、市場の動きについての優れた科学的知識や統計上の知識から得られるものではない。もしそれらがエッジなら、仕事で技術を身につけるときと同じように、研究と訓練でエッジを身につけられるはずだ。しかし、気づいているだろうが、投機を専攻できる大学など、どこにもない。これには、もっともな理由がある。
投機家のエッジは2種類の個性から生まれる。それらは教えることができない。生まつき持っているかどうかなのだ。
その第一は、頭と気持ちを柔軟に切り換える能力だ。市場の状況や決まりごとの変化に簡単に素早く対応する能力だ。
第二は、自分で考えて、大衆筋の考えに対して「フェーディング(反対に賭ける、逆張りする、向かう)」することによって、苦労して稼いだお金をリスクにさらす意欲だ。これは普通、ほどんどの人(特に夫や妻!)から賢明でないとか愚かだとかさえみられるポジションを取ることを意味する。
来る日も来る日もこれを実行するためには、ほとんどの人が発揮できない感情面での強さを必要とする。また、ある種の傲慢さー自分のやっていることを自分はわかっているが、市場のほとんどの人は分かっていないという強い確信ーも必要だ。
引用文献 逆張りトレーダー メディア日記を付けて投資機会を見極める カール・フティーア著 パンローリング社
逆張り投資家とのしてのエッジがあるかどうかは、生まれつき決まっており、訓練して習得するものではないと…。
そこで自分を振り返ってみる。
①頭と気持ちを切り替える能力
客観的に自分を判断しづらいが、気持ちの切り替えは早い方だとは思う。これは株に関しての話ではなく、全てにおいてかな~。
市場の状況に素早く対応できるか?という部分は、短期トレーダーほど素早く対応できなけど、トレンド転換しているのに、自分を信じてそのままのポジションを持ち続けると、結果的にめちゃくちゃしんどいという実体験から、それなりに頭切り換えて対応せざるを得ないというのが正直なところですね。
②大衆の反対に賭けて、苦労して稼いだ自分のお金をリスクにさらす意欲
これに関しては、親からもらったお金が原資というのが、私のリスク許容度を上げている部分があるので、親に感謝しかないですね。さらに、旦那はお金は天から降ってくると思っている人間なので、私の投資に意見をすることもないため、私のやりたい投資をしやすい環境にあります。
自分の買った銘柄とタイミングに確信を持つという経験は、今まで数回しかないですが、含み損に耐えたのち、すべてお返しを勝ち取れています。反対に確信が持てない多くのケースは、中途半端な利食いか、損切りで終わっています…。
逆張りに適性があってもなくても、他の方法は合わなかったので、これしかできないんですけどね…
この本からの気づきがもう一つあって、
株式し市場の高値と安値を予測することも、どんな種類の正しい予測をすることも、逆張りトレーダーの仕事ではないということだ。逆張りトレーダーは唯一の目標に焦点を当てる。それはバイ・アンド・ホールド戦略よりも高いリターンを得ることだ。
引用文献 逆張りトレーダー メディア日記を付けて投資機会を見極める カール・フティーア著 パンローリング社
逆張りで買った以上、基本的は戻れば売るを意識すべきと考えていて、いい株だから持ち続けたいという気持ちは危険だと肝に銘じています。ということは、バイアンドホールドより高いリターンが真の目標になるのかと!
勉強になりました!
最後に、この本からの警告!
“ほとんどの人は逆張りトレーダーには向いていない。なぜなら、人はあまりにも仲間の投資家と交わったり認められたりしたがるからだ。”
私「ないないw」
ってことで、今後も逆張り投資家で頑張ります!
最後までお読みいただきありがとうございました!
私が逆張り投資を行うために参考にした本です。