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2023四季報秋号から選んだ銘柄は森六HD

ママコアラ

こんにちは!ママコアラです。

毎回言ってますが、もう四季報が出ましたねw

今回も四季報プロ500から買いたい銘柄を選びました。

最近の高配当ブームと大型バリュー人気を反映して、今回の四季報プロ500は大型銘柄が多かったように思います。

まずは来期伸びるセクターを調べました。すると、化学セクターと金属製品セクターの増益率が高く、約25%高の予想になっていました。さらに化学セクターは今期減益予想で、減益からの増益ギャップで、逆張りとしては一番やりがいがあるかなと思いました。

ということで、一番大きくポジションを建てるのは、化学セクターに決めました。

化学セクターを買うにあたっての懸念事項

  • 化学セクターはシクリカルすぎる
  • アメリカ景気後退の影響はどうなのか?
  • 中国の脱他国製品の影響はどのくらいか?
  • 為替の影響
  • 価格転嫁の進み具合
  • 一つの会社が多岐にわたる製品を作っているため、分析が難しい

アメリカの急激な利上げで景気後退不可避!と考えていましたが、それとは裏腹にグングン伸びる株価…。アメリカ景気後退の影響やFRB利下げによる円高リスクは、受け入れるべきリスクとして自分の中で消化しました。

セクター特性としてのシクリカルすぎる問題は、銘柄選びを工夫することでカバーしようと考えました。

反対に、化学セクターのアップサイドとなるものは、価格転嫁です。商品価格とメーカーに挟まれて、価格転嫁がどうしても遅れるのが化学セクターの宿命。しかし、昨今の状況では値上げも仕方ないというのが常識になり、徐々に価格転嫁が進んできているので、ここにうま味があるかなと思いました。

もともと、酸化チタン大手のテイカ(4027)を買っていましたが、前回の決算は価格転嫁が遅れ、決算落ちしています。今回の四季報プロ500にもテイカは期待銘柄200に選ばれていました。9月から主力製品の価格を10%値上げ予定です。コロナによる化粧品需要低下からの立ち上がりと、値上げとで、今期は間に合わないとして、来期決算は期待できるのかなとお祈りしています。

化学セクター銘柄を買うにあたって、いろんな製品を作っていない会社を探しました。ファンダメンタルもマクロも読めないので、分析を難しくしないためです。そこで見つけたのが、期待銘柄200に載っていた森六ホールディングス4249です。主力製品は自動車樹脂部品で、9割がホンダむけです。それがこの度、トヨタから新規受注のニュース!実際トヨタからどのくらい受注されるのか?私には知る由もないですが、利回り4%なら、ゆるりと待ってみてもいいかなと思い、エントリーしました。

自動車は、コロナ禍の半導体不足で、生産台数が落ち込み、中古車がブームになったことも記憶に新しいですよね。24年、25年と予想販売台数は増えていくみたいなので、その情報を景気後退へのリスクヘッジとしました。また、中国の自動車販売台数がかなり落ち込んでいるのと、今後中国に部品の納入ができなくなるかもしれないリスクは、9割ホンダ向けだったところにトヨタが加わるということで、相殺させてもらいましたw

今期業績予想をみると、2Q利益の落ち込みが大きく、調べてもよくわからなかったので、次の決算を見てから買い増しをしていこうかなと思います。ドル円想定レートが130円なのもおいしいかな。

つぎは金属製品セクター!といえば~、半導体関連ですよね。私は、注目銘柄250からSUMCO 3436を選びました。コロナ初期に巣ごもり需要で半導体銘柄が暴騰。シリコンサイクルが4年周期とすると、24年、25年に向けて集めたいなともともと思っていました。しかしAIブームで、サイクル的に暴落してほしかった半導体銘柄がわりと元気なため、一度に買いこむのは怖いので、少しずつ買い集めようかなと思っています。

利回りも3%ほどあるし、工場新設を経産省の助成でおこなっているなど、国策に乗らない手はありません!

こんな感じで銘柄選びをしてみました。

ママコアラ

さて、育つかな~~?祈るのみw

この記事はど素人投資家の備忘録です。投資助言資格ありません!投資の際は自己責任でお願いします。

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