
こんにちは!ママコアラです。
個人投資家さんの本がたくさんあふれるようになって、あまり読まなくなったのですが(微妙なのが増えたので…)、本屋で御発注さんのコジ活投資法を立ち読みしたら、投資本というより生き方指南の本だったので、すぐに家に連れて帰りましたw。
御発注さんと言えば、麻酔代をケチって無麻酔で歯科治療された話が有名な究極の節約家さんですが、私は節約にはあまり興味がありません。むしろ、職業柄?(看護師です)宵越しの銭は持たないみたいなタイプです。
退職後や子育てが一段落ついたあとのように、「これから遊ぶぞ!」のタイミングで病気がみつかり亡くなってしまう方をたくさん見てきたからです。今を楽しく!今欲しいものは今買うべき!みたいな思想があります。
なので私がこの本に感銘を受けた部分は節約部分ではありません。
この本のトキメキポイントは「コジはFIREできない」という一文です。
インフレの世の中なのに、診療報酬で縛られ、急増する社会保障費を削減するために、削ることばかりが求められる医療費…。医療現場にビジネスとしての魅力はあるのか?他の単純労働の時給が上がる中、私の知る限り20年近く変わらない時給…。侵襲的処置、安全管理義務が業務に組み込まれているため訴訟リスクは常にあるという…。



これ働く必要ある?という思いがぐるぐる頭をめぐってしまうんですよね。
どうしても日々株の世界で、+と-、メリットとデメリット、損と得みたいなことを考えているので、余計にそう思ってしまうんだと思います。ただ、冷静に考えると、嫌なこともたくさんあるけど、良いこともたくさんあるんですよね。
そんなときに「コジはFIREできない」という一文を読んで、ハッとしました。会社に属することで得られる福利厚生。これも立派なリターンだと。日中の冷暖房代、20日の有給(100%取得OK)、仲良しの同僚とランチで気分転換、受診と薬代無料、肉体労働で体力づくり、いざという時のバックベッド…。
看護師のお仕事は、がんばる人もがんばらない人も給料は同じで、金銭的にやる気を出すというのが難しいんですよね。その点、株は自分が頑張ればその分自分に入ってくるというのがとても楽しくてのめり込みました。ただ、御発注さんの「僕の基本はラクして儲けたい」ということをあたまに看護の仕事を考えると、多少手を抜いても同じ給料がもらえるということです。性格上、手を抜いて仕事をすることはないですが、病院が赤字でも私は一定の給料をもらえるということです。
この本を読んだことで、もうちょっと仕事を続けてみようかなと思えました。
また、インフレ対向策としてのDIYや自給自足も、健康と趣味と節約が兼ねられて面白いなと思いました。読んで良かったです♡
最後までお読みいただきありがとうございました!