こんにちは!ママコアラです!
自分なりの銘柄分析、買いたい銘柄の選択、買いタイミングなど、「買う」ことに関しては、わりと情報も豊富で勉強もしやすいと思います。
しかし、ちょっと投資経験を重ねると(とはいっても初心者の域をでませんが…w)、
もしかして、「売り」の方が難しいんじゃない?
と思いはじめませんか?
ええ…。今そこに悩んでいるのです。
株は後出しでの感想はいくらでも言えるのです!だからこそ、「売らなきゃよかった」や「売っておけばよかった」ばかりの毎日です…。
そこで今回は売りタイミングの取り方について調べてみます!
売り時を見極める材料
一般的なものとして、
- 目標利益の額や目標収益率(投資元本に対する利益の割合)を達成した
- 想定していた投資期間が過ぎた
- 買い理由(エントリー理由)から逸脱した
- 企業業績の悪化、ファンダメンタルズの悪化
- チャートが崩れた
- 出来高や信用データなどの需給の悪化
- 季節やアノマリーに合わせて売却
- 税金対策のための売却(損出し)
- ロスカット(損切り)
などがあるかと思います。
私は「チャートが崩れた」「需給の悪化」で売り時の判断をすることはありません。※逆張りの場合
なので、それ以外を考察していきます!
私の株の売り時
目標収益率を達成した
逆張りのバイブル「カウンターゲーム」に従い、株価が取得単価より50%上がったところで売ることを一つの基準にしています。逆張りは、下落トレンドで買いに向かう行為。
ひとまずは50%の利益で満足するという感覚を忘れないようにしたいです。
もちろん、グロース株のように成長が見込める場合は、一部を50%高で売り、残りで「利」を伸ばすという方法を取っています。
GREEDYになりすぎると、足元救われます。過剰な欲は群集と同じ行動をとることにつながる!
「利食い千人力」
含み益は確定してこそ、自分のものになります。
想定していた投資期間が過ぎた
基本的に、不祥事や一時的な業績の悪化等でエントリーした逆張り株は3年以内に売却します。
人が悪材料を忘れるのには、3年の年月がかかるというデータがあるそうです。ということは、3年たっても上げない株は、悪材料からの反発期待が薄いということになります。
もちろん、株価も業績も成長している株は3年売却ルールの対象外です!
買い理由から逸脱した
これが私が一番重視したい売り理由です!
「いい商品!」だと思ってお店で買ってきたけど、いざ使ってみると「ちょっと違う」なんてことよくありますよね?そんなときは、メルカリで売ったり、人にあげたりしませんか?
株も同じ!
買った理由から逸脱しているものを持ち続けるのは不自然です!
しかも株の場合、
買った理由から逸脱しているのにも関わらずホールドしつづけると、そこには過剰な期待が発生します。
「違う好材料があるかもしれない!」と自分に都合のいい情報のみ検索し、安心する…。
あるあるですね。
私は「買い理由からの逸脱」を売り理由として一番重視しています!
なぜかというと「自己コントロール感が高まる」からです。
株価が上昇していたり、配当や優待がもらえたりすると、「やっぱり売りたくない!」という気持ちになるものです。
その気持ちをおさえて、ルール通りに自分の投資を遂行することは、長い目で見ると大きな利益をもたらす行為だと思っています。
企業業績の悪化
需給や地合いに個別株は左右されますが、最終的には企業業績に収束すると考えているので、業績が悪化した株をもつ意味はありません。
2回決算こけたら、必ず売却します!
季節的アノマリーに合わせて売る
アノマリー(経験則でわかっていること)をすべて覚えるのは大変なので、私がチェックするのは季節的アノマリーが主なものになります。
季節的アノマリーを意識はしますが、これだけを売り理由にすることはありません。
「十分利益もとれたし、いつ売ろう?と考えていた株を、夏が来る前に手じまいする」といった感じで、アノマリーを参考にする程度です。
季節的アノマリーはこちらのサイトがわかりやすいです。
損出し
損出しとは、税金対策のため年末に損を確定する(損切り、ロスカット)することです。
確定利益がある場合に、「なかなか上がらないな」「ずいぶんと長く塩漬けしているな」というような株をロスカットすると、損益通算されます(税が戻ってくる)。
これを利用しない手はないです!
最終取引日(大納会)の2営業日前である最終受渡日までに売却する必要があります!
損切り(ロスカット)
私の損切りルールはこちらに詳しく書いています☟
逆張りするならこの1冊!
売り時のルール決めも、逆張り投資のバイブル「カウンターゲーム」を参考にしています☟
同値撤退
株価が20%も上昇したのに、損失で終わるようなことはあってはならない
引用:1勝4敗でもしっかり儲ける 新高根ブレイク投資術 東洋経済新報社 DUKE著
20%高というのは、利確するとそこそこまとまったお金が手に入ります。しかし、それを逃してホールドし、さらに含み損に転落…となってしまうと、メンタルへのダメージはかなり大きい!
それを防ぐためにも、「20%上がった株は、最低でも同値撤退する!」というルールを取りいれています。
順張りの売りタイミングはこちら☟
以上が私の株の売り時です!
今後は決算落ちにどこまで付き合うか?を探求していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!