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テンバガー(10倍株)の見つけ方!割安成長株をさがせ!

ママコアラ

こんにちは!ママコアラです!

逆張りからスタートした私の投資人生ですが、順張り、インデックス、デイトレ…と自分なりの投資方法を追求してきましたが、ついに!テンバガー投資についても勉強してみたいと思い始めました。

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テンバガーなんて夢のまた夢で、私には無理…

と諦めていましたが、「億り人」なるためにテンバガー投資はとても重要!と気づき、

ママコアラ

今回はテンバガー投資について調べてみようと思います!

読みたいところへどうぞ

テンバガーとは?

テンバガーとは株価が10倍にあがる株のことです。この言葉を広めたのは、伝説のファンドマネージャー、ピーターリンチと言われています。ピーターリンチについては、あとで著書とともに紹介いたします。

プロの手法に学ぶ

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さまざまな投資本からテンバガー候補の条件を探してみました!

ピーター・リンチの株で勝つ

テンバガーといえば、ピーターリンチ!!

彼の名著「ピーター・リンチの株で勝つ」の第6章「テンバガーをねらえ」には、

テンバガーを見つけるには、まず自分の家の近くから始めることだ。

引用文献:ピーターリンチの株で勝つ 著者:ピーターリンチ ダイヤモンド社

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日々生活する中で、常に投資のアンテナをたてておくべしということですね。

ピーター氏は、テンバガー投資には2つの優位性があり、

  1. ある業界についての専門知識
  2. 買い物客が好ましく思う商品についての知識

としている。

私でいうと、病院で働いているので、医療分野に優位性がありそうですが、末端の労働者故、すでに周知の情報しか回ってこないと考えて、できるかぎり医療系(特に薬価改定のある製薬会社)は避けるようにしています。

たしか、有名個人投資家で医師のイン〇ェスさんも医療分野は避けてらっしゃったと記憶しています。

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街をブラブラ歩いてるときや買い物中など、ポスターやポップ広告で気になる会社があれば、すぐにググるようにしています。

ピーター氏は、「完璧な株」の条件として、

  1. 面白みのない、馬鹿げている社名
  2. 変わり映えのしない業容
  3. 感心しない業種
  4. 分離独立した会社
  5. 機関投資家が保有せず、アナリストがフォローしない会社
  6. 悪い噂の出ている会社
  7. 気の滅入る会社
  8. 無成長産業であること
  9. ニッチ産業であること
  10. 買い続けなければならない商品
  11. テクノロジーを使う側であること
  12. インサイダーたちが買う株
  13. 自社株買い戻し

を挙げていました。

具体的には、

ケイジャン・クレンザーズは湿気にやられた家具、古書、カーテンなどのカビ取りという退屈な仕事をしている。

最近、ルイジアナ・ベイヨーフィードバック社から分離独立した。~中略~ アナリストなど一人も来たことはないし、機関投資家が株を買ったこともない。~中略~ 衣服、家具、カーペット、トイレのタイルからアルミ建材まで、そのシミを取る新製品がパテント(特許)を取ったため、売り上げは急上昇する。

このパテントこそ、同社の求めていた独占的商売なのである。~中略~ 同社株は7年前に8ドルで公募され、すぐ10ドルに上がった。その株価で、重役たちは買えるだけの自社株を買い込んだ。

私自身はケイジャン社のことを、しまい込んでおいたレザージャケットのシミ抜きができるのはここの製品だけだと親戚から教えられて知った。リサーチをした結果、ケイジャン社は4年間にわたって収益が20%成長を遂げており、減益は一度もなく、借入金もなく、この前の不景気でも影響を受けなかったことがわかった。

引用文献:ピーターリンチの株で勝つ 著者:ピーターリンチ ダイヤモンド社

そして、株式市場全体が急落した日に、この株を買うのである。これが、ピーター氏の理想の投資だそうです。

反対に、買いたくない株とは?

私が何より避けたいのは、超人気産業のなかの超人気会社である。人気化した株は急騰するが、夢を買っているだけなので、落ちる時も急だ。

引用文献:ピーターリンチの株で勝つ 著者:ピーターリンチ ダイヤモンド社

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少し時代の違いも感じますが、私の投資スタイル(不人気グロース株の逆張り)とはとても親和性ありですねw

「ピーターリンチの株で勝つ」は、2001年から多くの投資家に読まれてきた名著です。銘柄を選ぶ際のチェックポイントがわかりやすくまとめられています。

投資初心者の方はこちらが読みやすいですよ☟

エナフン流株式投資術

個人投資家のエナフンさんと言えば、ピーターリンチ氏に影響を受けた一人。アマチュアでもプロに勝てるというピーター氏の本に感銘を受け、「割安成長株投資」を実践されています。

エナフンさんは「大化け株」の特徴として、以下の7つを挙げています。

  1. 成長著しい嫌なライバル
  2. 他者技術の利用が得意
  3. 右肩上がりの棒グラフ
  4. まるで話題に上がらない
  5. 行列、売り切れ、予約待ち
  6. 常習性や中毒性のある商品
  7. 有望株の周辺に次の候補がある
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ピーター氏から影響を受けただけあって、その条件はとてもピーター氏と似ていますね。

テンバガーは数年かけて掴むものなので、その道中、株価はアップダウンするかと思います。

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私は短期の株価のアップダウンも細かく取りに行きたいと考えているので、テンバガー候補もすぐに損切りしたり、利食いしてしまいそうなんですよね…。

エナフンさんは、

成長株投資の場合、少なくとも3~5年は保有し続ける覚悟が求められる。

また、短期トレーダーにはおなじみの「損切り」については考えを改めた方がいい。保有期間中には何度となく10%以上の下落局面が訪れるが、そのたびにお宝株を手放すようでは大きな利益を手にすることはできない。

引用文献:エナフン流株式投資術 著者:奥山月仁 日経BP

私は投資の世界で生き残るためには「損切りが一番大切」と考えているので、お宝株を逃す可能性と、大きな含み損を抱える可能性があるとすれば、大きな含み損を抱える可能性を排除する方を優先します!

ママコアラ

この考えはテンバガー投資にも例外なしです!

投資本全般に言えることですが、日本人著者の投資本はとても読みやすいです!ピーター流の投資をエナフンさんの本で学ぶのも面白いと思います。

株式投資 悪魔のぶっちゃけ話

「億り人へのブースターとなるテンバガー」

個人投資家で公認会計士の足立武志氏は、テンバガーになるパターンは3つあり、

  1. テーマ株相場の流れにより短期間で一気に上昇
  2. 大きく売り込まれた後、業績の回復で大きく上昇
  3. 業績の伸びが何年も続いたことで株価が大きく上昇

とされています。

一般的にテンバガー投資といえば、③をイメージすることが多いと思います。しかし、2021年に入っての「半導体不足からの~半導体株ブーム」をみると、「②業績回復株で狙うテンバガー」というのも、とても面白いです。

①の短期で上がるテーマ株には、仕手もはいるので、うらやましいと横目で見つつ、私には縁のないものと考え、巻き込まれないようにしたいと思います。

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ただ、①の株にデイトレで入るのは面白そう!!

ただ、テンバガー投資の注意事項として、

テンバガーになる株を「狙わない」ということ

(その理由は)

テンバガー株に固執すると、株価が上昇せずに下落したとしても「この株は業績も絶好調だし株価が大きく上がるに違いない」と無意識のうちに決めつけたりして、必要な損切りを怠り、その結果大きな含み損を抱えることになりがちだ。

引用文献:株式投資 悪魔のぶっちゃけ話 著者:足立武志氏他多数 宝島社

と書かれていました。

エナフンさんは「損切り」を「お宝株を手放すこと」とおっしゃっていましたが、私は「テンバガー候補を信じすぎること」に恐怖を感じるので、テンバガー目的でエントリーしたとしても、自分の損切りラインは守っていこうと思います。

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未来が誰にもわからない以上、投資に絶対はない!

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

こちらは、(おそらく)会社四季報を日本一愛している渡部清二さんの著書です。会社四季報を用いたテンバガーの見つけ方について書かれています。私も四季報を銘柄選定に利用しているので、この本はとても参考になりました。

こちらの本によると10倍株を探すときにヒントとなる4つのポイントは、

  1. 成長性が高い=増収率が高い※3期前から今期の増収率平均もしくは来期増収率20%以上
  2. 売上高営業利益率10%以上
  3. オーナー企業である
  4. 上場5年以内

わかりやすく言うと(ママコアラ解釈)、

  1. 4年で売上高が2倍。売上はすべての源となるもの。一番大切!
  2. 営業利益率が高いということは本業で稼いでいるということ。つまり何かしらの優位性がありそう。
  3. 創業者=社長=大株主。有能な社長だった場合、社長の力量が業績に反映しやすい。株価が個人資産に大きく影響するため、株価を下げるようなことはしないはず?
  4. 成熟企業が今以上に大きく成長をするのは困難。そのため上場浅い、小さな会社の方が値幅がとれる。

小さな会社の優位性に関して、

株式時価総額の10年前比較ランキングを見ても、10年前の時価総額が100億未満の小型株が6割を占めている。

引用文献:会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方 著書:渡部清二 東洋経済

と書かれていました。

ピーターリンチ氏も「大きな会社、小さな動き」とおっしゃられています。

実際、新型コロナウィルスワクチンが登場し、ワクチン銘柄は暴騰しましたが、ファイザーは2021年底値から最高値まで1.6倍程度しか上昇していません。一方バイオエヌテックは5倍くらいに株価が暴騰しました。

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大きい会社は、何か一つが爆発的に売れても、その商品の売上全体に占める割合が小さければ、業績は大きく伸びません。

テンバガーを狙うなら小さな会社

渡部清二さんの分析を参考にすると、会社の規模は「時価総額100億未満」というのは、一つの基準になるかなと思います。

日本一カンタンな日米10倍株をつかむ本

こちらの本には、日本株と米株でテンバガーを目指す方法が記載されています。

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これは目からうろこでした!!

米国株の大きなトレンド(テーマ)からテンバガーになりそうな日本株を推測していくという方法です。

著者の朝香さんは、ECというテーマでアマゾンに投資し株価50倍、そこからの連想でネット通販のモノタロウに投資し株価40倍、ECプラットフォームのBASEに投資し株価10倍、米国株のジュミア・テクノロジーズに投資し、株価13倍を獲得されたそうです。

1つのネタで何度も10倍株をつかむ。

引用文献:日本一カンタンな日米10倍株をつかむ本 著者:朝香友博 crossmedia publishing 

また、著者の朝香さんは「日本で生活することで、米国人よりも有利に米国株に投資できる」とおっしゃられています。

その方法は、

日本で成長の勢いを感じられる米国株の初動を買うという戦略です。

米国の上場企業が日本に進出して人気になっていることを確認したら、海外の売上増により米国市場でも該当企業の株価が評価されるだろうと考え、そのタイミングで買いを入れるということです。

米国内で成功した企業が海外でも成功するという、成長ステージ第二のタイミングで株を仕込むことができます。この場合、日本での成功が株高の一因となるので、米国人よりも私たちの方が有利になるのです。

引用文献:日本一カンタンな日米10倍株をつかむ本 著者:朝香友博 crossmedia publishing

米国株ブームの昨今、日本株に未来はない…というような書き込みがSNSにあふれていますが、

ママコアラ

この方法なら日本株でもテンバガーがとれる!と気合いが入りました!

著者の朝香さんは、これまで日本株25本、米国株12本の10倍株を獲得されています(2021年現在)。こちらの本では、独自の銘柄選定ポイントも細かく説明されています。興味のあるからは一読を!

10万が100万になる株の本当の探し方

こちらは個人投資家すぽさんの著書です。

すぽさんが重視するのは「成長・ビジネスモデル・割安」の3点で、前からの順で重視されています。

保有期間は5年、株価は2倍を目安に投資。しかし、成長株は他の投資家もみんな注目するため、半年程度で2倍になることもよくあるそうです。そのため、2倍になったら半分を売って利確するそうです。(こちらの文は会社四季報&株探のスゴイ使い方を参考に記載)

すぽさんのテンバガー発掘ポイント

  • 成長の目安は業績15%増
  • なぜ業績が好調なのか、その理由を探る
  • ビジネスモデルは、財務、競合、お客さんの視点で分析
  • 自己資本やキャッシュをきっかけに、成長性を見極める
  • 割安成長株を狙う
ママコアラ

すぽさんのPERを使った企業の評価表は秀逸なので、私はこちらを参考に銘柄選定しています。

こちらの表を参考にエントリータイミングを決めています☟

S
クラス
PER
40
成長20%期待
A
クラス
PER
20  
増収増益期待
B
クラス
PER
10
黒字、
成長横ばい期待
C
クラス
PER
5
減益、
赤字期待
株価ボトム
すぽさんのPER別分類

すぽさんの本は実践向き、初心者の私でも読めました☟

1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術

DUKE。さんの著書です。

こちらは割安成長株というよりは、新高値や年初来高値をとった銘柄を順張りで買っていく手法です。新高値ブレイク投資もテンバガーが狙える夢のある投資法になります。

テンバガーが出やすい条件として

  • 情報通信、小売業、サービス業の3つのセクター
  • 時価総額200億以下

が挙げられていました。

私の順張り投資は、この本を参考にルール作りをしています☟

まとめ

今回はテンバガー候補の見つけ方を投資本から学びました!

渡部清二さんのテンバガーの条件が明確なので、証券サイトでスクリーニングにかけて、ピーターリンチの考え方を参考に、テンバガーまでのストーリーを考えながら銘柄選定していこうと思います。

また、「米国株と連動してあがる日本株」という視点も得ることができたので、これまで以上に米国株についてもリサーチしていこうと思います。

最後に、テンバガーを引き当てることは資金を増やすうえで大切ですが、確実に30%、40%と利益を積み上げること、ポートフォリオ全体をテンバガーさせることを重視し、テンバガー探しにこだわりすぎないようにしたいとも思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

私の基本投資スタイルはこちら☟

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