まえおき
自称教育ママのママコアラですが、兄コアラ6歳、リトルコアラ3歳の今は、少し教育熱が冷めてきています。
その理由は、脳の発達は3歳までにほぼ完了する(2001世界子供白書)からです。
いや~もう私はやり切った!そんな自負があります。
赤ちゃんの脳の成長
生まれたばかりの赤ちゃんの脳には、すでに大人と同じ量の神経細胞(ニューロン)があります。脳の神経細胞は、成長に合わせて数が増えるのではなく、繋がることで成長します。
そして神経細胞と神経細胞をつなぐのがシナプスです。なのでシナプスが増えると、脳は発達し、天才脳のベースができるというわけです。
天才脳にするために必要なこと
ズバリ栄養と刺激!
1.脳に刺激を与える
五感刺激、運動による刺激、あかちゃんは視力が弱いので、視覚からの刺激より、聴覚、触覚からの刺激が効果的。パパママがあかちゃんの体を動かしてあげることで、脳に刺激が伝わる!
脳の成長に触覚が重要な理由はこちらに書いています☟
2.脳に栄養を与える
(DHA)
脳にはDHAがたくさん含まれていて、脳の発達に必要不可欠と言われています。DHAはシナプスの膜に多く含まれていて、膜をやわらかい状態に保つ働きがあるそうです。膜が硬くなると、情報伝達の送受信機能が鈍るため、DHAが脳に十分あれば結果的に頭がよくなる効果が得られると考えられているようです。
※DHAの効果については、MARUHA NICHIROさんのサイトに詳しく載っていました。
(アラキドン酸)
多面的に脳に作用するとされています。
アラキドン酸は神経新生そのものに関与し、神経細胞の増加を促すこと(東北大学/大隈典子氏)や神経細胞の機能が向上すること(東北大学/榊原学氏)が報告されている。
引用サイト:PR TIMES様「アラキドン酸は脳にどう働く?」
3.愛情を伝える
愛情をつたえるとき、ほめるときは、自然と笑顔になる⇒笑顔をもらった相手(子供)はつられて笑顔になる⇒笑顔は脳の血流量を増やし、頭をリラックスさせる⇒記憶力や思考力がアップする!
息子達が赤ちゃんの頃に実践したこと
1.とにかく抱っこ
背中スイッチ(置くと泣く現象)が嫌だったというのもありますが、とにかく24時間?というくらいずっと抱っこしていました。
日中は、抱っこ紐を使って抱っこ。室内の抱っこでは景色が変わらないので、こまめに外に出ていました。
育休中は育児以外やることがなかったので、1日10キロとか歩いていました(笑)今日は電車の〇駅から〇駅までというように、レクリエーション感覚で!
夜は大きいクッションにもたれて、私のおなかの上にあかちゃんを乗せて、背中スイッチの電源が完全に切れるまで抱っこしていました。
首が座るまではババスリング使用
2.毎日おでかけし、できるだけ前向き抱っこをする
抱っこ紐は、前向き抱っこができるベビービョルン一択!前向きが抱っこが可能となる5、6カ月頃からは、前向き抱っこを基本としていました。
脳科学おばあちゃんことカヨ子ばあちゃんも、あかちゃんが大人と同じ目線になる状況をお勧めされています。昔はベビービョルンがなかったので、おんぶを推奨されていました。
ベビーカーは、前向きでも視線の高さが低いので、育脳の観点からはダメとのことです。目に情報が飛び込んでこないと、「触りたい」という気持ちがわかず、脳の刺激がその分減ってしまいます。
また、せっかく耳から入った情報も、対面抱っこだとその音が何から出ているのかが見えないので、とてももったいないと思います。
前向き抱っこは1歳こえると重たいです。母子の密着率が低いので、あかちゃんの重さが倍増して伝わります(笑)。
カヨ子ばあちゃんの本
ベビービョルンで前向き抱っこ
3.ミルクにこだわる
ミルク育児だったので、各社メーカーのDHA、アラキドン酸の含有量を徹底研究しました。私なりに調べた結果、明治のほほほえみを使ってました。
ミルクは母乳のように「必要な時に必要な量を手軽に」とはいきませんが、飲み残しの無駄には目をつむり、欲しいときに欲しいだけ与えていました。(飲みすぎるあかちゃんの場合は好きなだけとはいきませんが…)
ミルクは成長に合わせてチョイス。今でもグローイングアップミルクとしてこどミルを飲ませてます☟
4.歌や絵本をたっぷり聞かせる
視力の弱いあかちゃんは、どうしても聴覚優位になってしまいます。脳を刺激するためには聴覚刺激、つまりママの声はとても重要!歌を歌ったり、本の読み聞かせをたっぷりするように心がけていました。
ただ、言葉をしゃべれないあかちゃんに語り掛けるのは苦手で、話しかける量は少なかったなと反省しています。
おうち英語をしているので、洋書絵本をたっぷり読み聞かせしていました☟
4.たっぷりの愛情
抱っこでたっぷりスキンシップをとり、笑顔で接する。これくらいしかしていませんが、仕事柄(ナース)、認知症の方と接しているので、言葉が通じない、認知機能が未熟なものにたいして、基本的にイラつきません。仕方ないですから(笑)
なので、子供たちがあかちゃんのときに、イライラした記憶がないです。
もちろん、子供が大きくなった今はイラついてばかりですよ…
5.いろんな人に会わせる
赤ちゃんや小さい子の人見知りは仕方ないし、個々の性格にもよるので、どうにもできないという部分もありますが、育脳ママとしては、人見知りで失う刺激量が惜しいのです。
なので育休中は、
- 遠方の実家に2か月に1回は帰省しジジババにあかちゃんを預ける
- ミルク育児ということもあり、パパに預けて一人で出かける
- ママ友と赤ちゃん連れで頻繁に遊ぶ
- 地域のあかちゃんの集まりやあかちゃん体操教室に積極的に参加
するようにしていました。おかげで、二人ともまったく人見知りしません。脳を刺激するために、他人からの刺激も無駄にしたくないのです。
大人でも育脳できる?
こんな感じであかちゃんの頃は育脳に取り組んできました。「脳の成長は3歳まで決まる」と信じていたので、子供たちも大きくなり、育脳熱が冷めてきていましたが、今回調べると、神経細胞は大人でも増えるといううれしい情報を発見!
神経細胞の大部分は胎児期につくられるが、海馬など脳の一部では、大人になっても新しい神経細胞が産生されている(神経新生)。
引用サイト:PR TIMES様「アラキドン酸は脳にどう働く?」
シナプスじゃなく、神経細胞(ニューロン)自体が増えるの?しかも海馬(記憶力に関係する部位)!なんと!!
これからも育脳に傾倒してがんばらねば!
アラキドン酸は神経新生そのものに作用し神経細胞の増加を促す、シナプスの回路を維持・強化するのにも効果があるのでは?として注目される成分だそうです。食品では、肉や卵、魚などに豊富に含まれています。
偏食家3人と暮らしているので、栄養面に関しては諦めていましたが、調べてみると我が家でもできることがありました!
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