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私の戦略的インデックス投資

ママコアラ

こんにちは!ママコアラです!

私は、戦略的インデックス投資と積立しインデックス投資の2本立てでインデックス投資をしています。

この記事は、戦略的インデックス投資について書いていきます。

積立インデックス投資についてはこちら☟

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戦略的インデックス投資の方針

この本を参考に書いていきます☟

「長期+分散+積立」は本当に最強か?

「逃げて勝つ投資の鉄則」の著者 田中泰輔さんはこうおっしゃっています。

現在の視点で過去を解釈しない。

過去の相場をみる時は、情報はすべて確認済みで、顚末も分かった上での解釈になります

引用文献:逃げて勝つ投資の鉄則 日本経済新聞出版 著者 田中泰輔

名著「マネーの公理」に感銘を受けている私は、「すべての投資は投機である」という考えなので、「長期+分散+積立だと安全」という考え方には否定的です。

しかし‼

長期的には世界全体は成長していくので右肩上がりだろうし、銘柄を分散させることで個別の影響(倒産など)を少なくできる、積立することで(ドルコスト平均法)時間も分散し投資ができるという考えには異論ありません!

ドルコスト平均法:一定期間ごとに、一定金額で、同じ投資対象を買い付ける投資方法価格が低いときには多くの口数を、高いときには少ない口数を購入することが可能になるので、平均購入価格を低く抑えられる。引用:みずほ銀行「ドルコスト平均法とは?」

ママコアラ

インデックスの長期積立投資はすごく安泰な気がしますよね!
リスクはないのでしょうか?

「長期+分散+積立」のリスク

長期投資

相場にはサイクルがあります。長期投資なら小さなサイクルは気にしなくていいでしょう。

しかし、投資人生最後の年にリーマンショックのような大暴落に見舞われたらどうでしょう?

株価は半年に渡って下落を続け、その下落率は-51.3%(日経平均)だったそうです。また、NYダウはリーマンショック前の水準に戻るのに約5年もかかっています。

ママコアラ

退職後は世界旅行をしたい!
その時 大暴落に遭遇すると夢が丸つぶれ!

いくら長期投資と言えど、大きなサイクルは気にした方がいい!というのが私の考えです。

分散投資

分散投資によって個々の銘柄の影響は避けられます。

しかし、〇〇ショックに見舞われると全銘柄が下落するので、分散させている意味はないでしょう。

インデックス買っておけば安心!という幻想はもたず、常に危機意識は持ちたいと考えています。

積立投資

「積立投資をすることで買いタイミングに迷わなくていい、資金を強制的に投資に回すことで無駄遣いできないようにする」というメリットはありますが、

そもそも長期で右肩上がりだと考えているなら、今この瞬間に一括ですべて購入したほうが得策かもしれません。

平均的な利益を得たくて投資をやっているわけではないので、「買いタイミングを気にしない」ということは私にとってあり得ない選択肢です。

「長期+分散+積立」投資の実例

「逃げて勝つ投資の鉄則」に、S&P500に1990年から「長期+分散+積立」投資をした場合、2009年から2012年は、利益がほぼチャラだったという結果が示されていました(円換算)

ご存じの通り、その後米株は暴騰!

やっぱり「長期+分散+積立」は最強!という声が聞こえてきそうですが、

もし2009年にどうしても換金したい事情があったら、3年待てますか?

私のインデックス投資方法

投資先はアメリカ(S&P500とナスダック100)

個別株は基本的に日本株で運用しているので、インデックス投資は米株で行っていきます。

地域分散という理由だけじゃなく、私は長期円安トレンドをイメージしているので(日本が金利を上げるのは難しそうなので)、為替差益も狙いたいと考えています。

ママコアラ

投資先は、S&P500とナスダック100に決めました!

S&P500指数:米国主要企業500社から成る指数。

ナスダック100指数:ナスダックに上場している銘柄のなかの時価総額上位100銘柄を対象とした指数。ハイテク企業が多い。

具体的な銘柄は、$SPY(S&P500に連動するETF)と$QQQ(ナスダック100と連動するETF)にしました!

どちらも米国上場ETF(上場投資信託)です。

SPYにした理由は、S&P500連動型ETFで一番規模が大きかったからです(2021年5月)

QQQにした理由は、他にナスダック100連動型ETFを見つけられなかったからです…(ナスダック100連動型ETFは、東証上場ETFなら4つほどありました)

流行りの全世界(オールカントリー)を買わない理由は、チャイナリスクを考えてのことです。ウイグルや香港などの問題が解決すれば、人気のオールカントリーも欲しいなと思います。

買いタイミングは恐怖指数で計る

ママコアラ

買いタイミングは、恐怖指数で判断します。

普通じゃない利益を得たいので、インデックスも逆張りで買っていきます。

VIX指数

$SPYを買うタイミングは、S&P500の恐怖指数(VIX指数)で計ります。

VIX指数:S&P500のボラティリティ(価格変動度合い)を測定したもの。数値が高いほど投資家が先行きに対して不安を感じている状態。

VIX指数が30以上の時は、ニュースになるような下落が起きている時です(VIXショック、チャイナショックetc)

そこで、戦略としては、VIXが30以上に跳ね上がった時に$SPYを購入します。

しかし、VIXが30以上になることはあまりありません。

下記「バイ・アンド・ホールド」の項目にも書いていますが、長期株投資が他の金融商品より有利になるのには、15年以上の歳月が必要だそうです。

したがって、○○ショックを待ち続けて投資期間を短くしたくないため、要警戒ラインであるVIX指数20のラインもエントリーポイントにしたいと思っています。

急激にVIX指数が20を超えてきた時も$SPYの購入タイミングにします。

ママコアラ

1回の買い付け金額は、マクロやトレンドをみながら判断していこうと思います。

VXN指数

$QQQを買うタイミングは、ナスダックの恐怖指数(VXN指数)で計ります。

VXN指数:ナスダック版恐怖指数。30以下で平穏と言われている。

ナスダック100はS&P500より値動きが激しいため、そのボラティリティであるVXNは大きくなるのが通常だそうです。

狼狽(ろうばい)売りが出やすくなる、VXN指数40を目安に$QQQを買っていこうと思います。

ドル転のタイミング

ドル転(円をドルに換える)のタイミングは、ETFを購入するときで、あらかじめ為替をみながらドル転しておくというようなことはしない予定です。

ママコアラ

これは日本にいるからこその特権だと思っています。

日本は世界最大の債権国(お金を貸している側)であるため、いざとなれば売る外貨をたくさんもっていると思われています。そのためリスクオフ(リスク資産から安全資産への資金の移動)では円が買われ円高となります。

私がインデックス投資で買い付けをしたいときは、リスクオフの状況を想定しているので、その時にドル転すればいいというのが理由です。

もちろん米国と日本の成長(GDPの伸び)には天と地の差があり、いつまでもリスクオフの円買いが続くとは限りません!

ママコアラ

ちなみに、長期では円安トレンドを想定している派です!

バイ・アンド・ホールド

「世界経済は長期目線では右肩上がりに成長していく」という事実は誰も疑っていないでしょう。

もちろん私もそう考えています。

しかし、一本調子で上がっていくわけではなく、大きく乱高下しながら、長期には右肩上がりであろうといった感じだと思います。

そうなると、どうしても私は、「小さな上下の値幅も全部取りたい!」と思ってしまうのです…。

ただ…

ママコアラ

個別株投資に時間を使っているため、インデックス投資にまで時間をかけられない…。

8割の個人投資家が負けるとされている投資の世界。たとえインデックス投資であっても、頻回に売買するなら、しっかり時間をかけて分析しないと負けるでしょう。

ということは…

私にはバイ・アンド・ホールド以外の選択肢がないのです!

でも、

バイ・アンド・ホールド、つまり買ったら持ち続ける利点を認識しないと、売りたい気持ちに負け、私のインデックス投資はうまくいかないでしょう。

ママコアラ

そこで、バイ・アンド・ホールドのメリットを調べました!

参考にしたのはこちらの本☟

下の図はジェレミー・シーゲル氏が過去200年を期間として、株式、長期米国債、短期米国債、金、ドルを対象に、インフレ調整後のトータルリターン(キャピタルゲイン、配当、利息を含む)の推移を累積ベースで示したものです。

出典元「株式投資の未来」日経BP社 著者ジェレミー・シーゲル

小さなアップダウンはあるにしろ、長期で見ると株は他の金融資産より圧倒的なパフォーマンスを残せています!

また、シーゲル氏は

保有期間が短い時、株式はあきらかに債券より高いリスクを伴う。

だが、保有期間が長くなり、15年から20年になると、株式のリスクは債券を下回るようになる。

この意外な結果をもたらした犯人は、インフレ率の変動性だ。

引用文献:株式投資の未来 日経BP社 著ジェレミー:シーゲル

と書いています。

ママコアラ

インフレヘッジとしてインデックス投資をすると思えば、バイ・アンド・ホールドは至極当然かもしれないですね。

まとめ

私の戦略的インデックス投資方針はこちら!

  • $SPYと$QQQを買う
  • 恐怖指数を買い指標にする
  • バイ・アンド・ホールド

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事は自分のための記録として残しています。投資助言資格もございませんので、くれぐれも投資の際は自己責任でお願い致します。

私の個別株投資手法はこちら☟

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