こんにちは!ママコアラです!
全国学力調査の結果から、家庭学習時間が長い子の方が学力が高いことがわかっているそうです。
そこで、家庭学習を習慣化させることで、親子ともにストレスなく学習時間を確保したいと考え、今回は「学習(勉強)の習慣づけ」について調べていこうと思います。
我が家は中学受験を視野にいれて学習をすすめています。
中学受験準備の記事はこちら☟
みんなの家庭学習時間はどのくらい?
Twitterでアンケートをとった結果
Twitterで小学生低学年(1~3年生)の子どもをもつパパママにアンケートを取りました。
Q1.毎日どのくらい家庭学習をしているか?
- 学校や塾の時間は入れない
- 学校の宿題は入れない
- 主要5科目のみ
回答807人
15分 | 40% |
30分 | 29% |
45分 | 11% |
1時間以上 | 19% |
Q2.勉強する場所と時間は決まっているか?
回答279人
勉強する場所はいつも同じ | 47% |
勉強する時間はいつも同じ | 4% |
場所も時間も同じ | 33% |
場所も時間もバラバラ | 16% |
学習時間で一番多かったのは「15分」でした。
また勉強する場所・時間については、「勉強場所はいつも同じ」が約半数、反対に「勉強する時間(タイミング)」は、ほとんどの方が決まっていないといった結果でした。
我が家の学習時間
私は、学習の習慣づけのためには、場所も時間もできるだけ固定したほうがいいのではないか?と考え、
- 起床後すぐ、ソファーでチャレンジタッチ(国語・算数)15分程度
- 夕食後、自分の机ではなまる学習会の宿題(国語・算数)10分程度
- 寝る前に、ソファーでORT音読(オックスフォードリーディングツリー)(英語)10分程度
を毎日行っています。
毎日の学習時間は30分程度です。
ちなみに、学校の宿題は学童でやってきてくれます。
学習量を確保し学力を伸ばすというよりは、学習習慣をつけることを重視しているので、勉強内容は「難しくないもの」、「短時間でできるもの」にしています。
起床直後にゆったり勉強する兄コアラ☟
花まる学習会についてはこちら☟
最適な勉強時間は?
ネット調べですが、小学校低学年の最適な家庭学習時間は「学年×10分」、「学年×10分+10分」、「学年×15分」と言われているそうです。
(1年生なら10分から20分程度でOK)
子どもが集中できる時間は、未就学児~小学校低学年の場合、「年齢+1分」程度と言われているので、家庭学習時間を長く確保することは、そもそも難しいのかもしれません。
だらだら勉強すると、だらだらすることを覚えてしまう!
短時間集中の方がいいと思います!
ちなみに、
勉強のタイミングについては、
「脳が一日のなかでもっともよく働く朝」、「ドーパミンやアドレナリンの血中濃度が高まる午後」、「『やるべきことは先にやる』という習慣づけのための夕食前」、「記憶の定着がいい寝る前30分」などがオススメされていました。
低学年で学習習慣を身につける!
学習習慣をつけるには、まだ勉強内容が難しくない低学年のうちがベスト!
勉強が難しくなってから勉強時間を増やすのは、とても大変そう…。
「学校の勉強が簡単だからまだ家庭学習は不要」と考えがちですが、簡単な今こそ学習習慣を身につけて、子供が自家発電で勉強してくれるように、その土台を作りましょう!
また、日常行動の45%は「その場の決定」ではなく、「習慣」によるものだそうです。歯磨きやお風呂のような毎日の生活習慣の中に、「勉強」を組み込めたら、生涯の宝物になると思います!
どうやって学習習慣をつける?
花まる学習会の高濱先生絶賛のこちらの本を参考に書いていきます☟
時間を決めて「スモールステップ」でやる
たとえば宿題をするとき、「宿題をやる」とざっくり考えると気が重いものです。
しかし「音読」「漢字」「計算」などと細かく分けてしまえば、負担が少なく感じます。
引用文献:子育てベスト100 ダイヤモンド社 著者 加藤紀子
課題を小分けにすることで、一歩一歩確実に達成できるようにします!
達成感を感じるとモチベーションがあがる!
場所、時間を決める
また、著者の加藤さんは時間と場所をあらかじめ決めておくことを推奨されています。時間になったらそこに行ってスパッと気持ちを切り替えて勉強を始めることができるそうです。
勉強は「やること(内容)」と「時間」を小さく分解してあげましょう!※同著引用
我が家は上にも書きましたが、おおよその時間と場所は決めています。
時間に関しては、「〇時に勉強する」というところまでは決めていませんが、起床後、夕食後、就寝前とおおまかに決めています。
私が中学受験に向けて「学習習慣つけ」と同じくらい重視しているのが「時間管理」なので、夕食後の時間配分は子供に決めさせています。
我が家はホワイトボードの時間割を使って時間管理をしています。
時間管理の記事はこちら☟
我が家はリビング学習をしています。
その記事は☟
多くの時間を過ごすリビングに勉強スペースを確保することで、勉強へのハードルが下がります!
遊ぶ時間も確保する
やるべき勉強を子どもが手早く終わらせたとき、「じゃあついでにこれもやってみよう」と追加の課題を与えるのはNG。
引用文献:子育てベスト100 ダイヤモンド社 著者:加藤紀子
フィンランドでおこなわれた学力調査では、休み時間を与えられた子供たちの方が、座ってる時間が長い子供たちより学力が高くなったそうです。
早くできたし、これもやってみよう!ってやりがちですね…。
大人だって、せっかく課題が終わったのに、早くできたからという理由で課題を増やされると、やる気が削がれますよね。これを続けると、勉強嫌いになりそうですね…。
子どもが勉強ノリノリでやっていると、ついつい課題を増やしそうですが、予定の課題が終われば一旦終了し、達成感を感じてもらう方がいいのかもしれません。
親も習慣にする
子どもがやらないことにイライラするより、(中略)親自身が机に向かう方が手っ取り早いかもしれません。
引用文献:子育てベスト100 ダイヤモンド社 著者:加藤紀子
子どもは大人のまねをして成長するものです。親が楽しそうに机に向かって勉強している姿をみると、子どももきっとまねをしてくれるはず!
楽しくないと続かない!一人より仲間とやった方が続く!
そんな仲間に私はなりたい!
子供の自己イメージを高める
親がいい具合に声掛けをして、子どもに「自分でやると決めて、ちゃんと終わらせることができた」と思わせてあげさえすれば、子どもに「自分は宿題をちゃんとやる子だ」という自己イメージができますので、あとは一人で勝手に取り組むようになります。
引用文献:1人でできる子になるテキトー子育て SB Creative 著者 はせがわ わか
「宿題しなさい」と声掛けをするのではなく、子どもが自分の意思で取り組めるようにサポートし、子どもに達成感を感じさせ、自信をつけさせることが大切!
こちらを参考にしました☟
月並みですが、親が一緒に、励ましながら、取り組むことが大切なんだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
小学校の宿題に悩んだら?こちら☟
子育てのエビデンスが詰まったこちらの本は一読おすすめ☟