小学生になると習い事の数も増え、何個くらい習い事をするのがいいのか?と思ったりしませんか?
我が家の習い事とそのお金
兄コアラ(6歳) | リトルコアラ(3歳) |
サッカー 週1回 5500円 | サッカー 週1回 5500円 |
ピアノ 週1回 8750円 | ピアノ 週1回 8750円 |
水泳 週1回 7500円 | 水泳 週1回 7500円 |
オンライン英会話 (グローバルクラウン) 週2回 10880円 | スマイルゼミ 3660円 |
チャレンジタッチ 2980円 | こどもちゃれんじ 2370円 |
合計 習い事5つ 35610円 | 合計 習い事5つ 27780円 |









二人で63390円か。こうやってまとめるとお金かかってる気がする…
このほかに今までやったことあるのは、公文、英会話教室…。
公文も英会話教室も辞めた理由は、ママの都合です。息子はどんな習い事も辞めたいといわないタイプ。送り迎えの都合や時間調整の都合で継続するのが大変だったため、辞めてもらった感じです。
その際は息子にお伺いをたてるのですが、最終的に「あなたはよくできました。卒業となります。」と説明していました。
みんなの習い事の数・金額は?
参考『ケイコとマナブ』2017年 子どもの習い事ランキング
全体 | 未就学児 | 小学校低学年 | 小学校高学年 | |
---|---|---|---|---|
習い事平均数 | 1.92 | 1.61 | 2.02 | 2.14 |
月の習い事合計費用 | 1万3,091円 | 9,838円 | 1万3,323円 | 1万6,114円 |
習い事1つ当たりの平均費用 | 6,814円 | 6,129円 | 6,608円 | 7,522円 |

我が家は習い事の数、金額ともに平均を越えていますね…
習い事に期待すること
非認知能力
私は、習い事で一流を目指してほしいとは思っていません。もちろん子供が習い事にドはまりして突き進むなら応援します。
私が習い事に期待するのは、それぞれの習い事による育脳効果だけでなく、「友達との交流」、「達成感を知る」、「努力を学ぶ」といったような非認知能力です。
世界最高の子育て~「全米最優秀女子高生」を育てた教育法~の著者 ボーク重子さんは、習い事を選ぶときは、子供がその習い事にパッション(情熱)をかたむけられるかどうかを重視していたそうです。
好きなことに没頭、夢中になれる子供は、将来どんなことにもチャレンジできるとおっしゃっていました。

私が習い事に求める効果は、まさにこれです!
まだまだ人生経験が浅く、経済的に自立していない子どもが、数ある習い事から自分の好きな習い事を見つけるのは難しいと思います。
親として、たくさんの習い事(勉強系、スポーツ系、コンピュータ系…)を提案し、挑戦させ、その中から子供が自分で情熱を傾けられるものを選んでくれたらいいなと思います。親はサポートするのみ!
幸いなことに我が家の子供たちは、どんな習い事にも興味があり、一度はじめるとがんばるタイプです。よくある習い事の悩み、「子供がまた習い事辞めたいって言ってる」というようなことが今まで一度もありません。この点はすごく子供たちに感謝をしています。
育脳効果

我が家の習い事の育脳効果を調べました。
水泳
空間認知能力が発達する。空間認知能力が高いと、算数などの図形問題が得意になる傾向がある。
音楽(ピアノ・ウクレレ)
音楽は脳の多領域を刺激する。音楽教育を受けていると、知能テストや記憶力テストの結果がいい。
球技(サッカー)
空間認知能力や反射神経を鍛える(距離感覚、方向感覚を得る)。
子供にスポーツをさせるときは、何か一つに絞らない方がいいようです。プロスポーツ選手も幼少期はいろんなスポーツをやっていたが、徐々に得意なもの一本に絞られてきて、その道のプロになるという感じが多いそうです。
また運動が苦手な子供の場合、集団競技より個人競技を選んだほうが、運動へのネガティブな感情が強まらないといった意見もありました。
私は、運動神経がよくないので、万年補欠タイプ。小学校ではバレーボールチームに所属。Aチーム、Bチームのどちらにも入れず、唯一の補欠でした。ちなみに中学校では卓球をはじめたのですが、レギュラーかつ都道府県大会にまで出場できました。
スポーツに合う、合わないってあるんですね。大学ではまたバレーボールを再開し、もちろん補欠(笑)
得意なスポーツがやりたいスポーツとも限らないわけです。
習い事で取得すべき能力
習い事を通じて身につけておくべき力は、必要になったときに必要な能力を自分で身につける力です。これを「自己調整学習力」といいます。

自己調整学習力がある人ってどんな人?
「動機づけ」「学習方略」「メタ認知」の3つがしっかりできる人のこと。
- 「動機づけ」とはモチベーションのこと
- 「学習方略」とは「どうやったらうまくできるかな」と考えたり、「なんだか集中できないけど、どうやって気分転換しようかな」と自分で考える力
- 「メタ認知」とは「今、自分はどのくらいできるのかな」ということを理解する力

これはまさに受験に必要な力!!
この3つの中で、幼児期から育つ力は「動機づけ」だけだそうです。「とにかく楽しい」「面白い」という動機がないと始まらないので、習い事導入期には大切ですが、「ただ楽しい!」だけで続けていると、「学習方略」、「メタ認知」の力がつかず、小学校3年生ごろから伸びにくくなるらしいです。

「目標を達成するためにがんばる」という経験を習い事の場で経験させて、受験期に備えよう。
参考文献 SB Creative発行「頭のいい子にする最高の育て方」著者 はせがわ わかさん
こちらの本に詳しく載っています☟
どうやって習い事を決める?
自己決定感を尊重
子供の適正、自宅からの距離。今後の計画を踏まえ、子供に最もよいと思える習い事を選んであげることができます。でも子供にはまだその力はありません。
何を習うかは親が決めるべきです。ただし子供には「自分で決めた」と思わせてあげる工夫が大切です。
何を習うかは親が決めていいですが、先生が好きかどうかは子どもの意見を尊重しましょう。才能を伸ばしていくためにも、楽しく習い事を続けるためにも、良い先生との出会いがとても大切だからです。
引用文献:SB Creative発行「頭のいい子にする最高の育て方」著者 はさがわ わかさん
我が家の子供たちは、なんでもやりたいというので一応自己決定感を尊重していることになるのかな?共働きのため、送り迎えができるかどうかが重要で、自由に習い事を選ばせてあげれないことを悩んでましたが、習い事は親が決めるべきとまで言ってもらえると、安心します(笑)
習い事そのものの脳へ影響、育脳効果のみ重視していましたが、先生が重要とは目からうろこでした。当然と言えば当然なのに、大事なことを見落としていたように思います。

先生たちごめんなさい。
親が得意なこと・好きなことを選ぶ
子供の才能は、親からの遺伝による影響がとても大きいため、親が得意なことに幼児期から取り組むことは、その才能が開花する可能性がとても高いらしいです。

いや~私、なんの才能もないしな。自信があるのは、自己肯定感の高さと暗記力くらいかな(笑)
自分の得意なことで息子達にやらせているのは英語くらいです。ピアノは夫婦ともに経験者ですが、すっかり忘れてしまってますし…。
それでも私がやらせたい習い事を選んでいるおかげで、楽しくサポートできています。
習い事の注意点
我が家も習い事が多い方なので、気をつけなければいけませんが、子供には「遊びの時間」、「自由時間」がとても大切です。
その中で、脳が鍛えられ、非認知能力が育まれます。習い事は、「みんなと同じようにやる」、「先生に言われたことをやる」という時間が多いのも事実です。習い事に遊びの時間をとられないように心がけたいです。