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失敗から学ぶ!株投資初心者の私がしてきた失敗談

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投資1年目の失敗

失敗談

  • ナンピンを繰り返し損失拡大
  • 株価下落の原因(悪材料)を軽視し損失拡大

株を本格的に始めたのは2018年、奇しくも日経平均はバブル以来の高値24000円をつけた年。

株式投資の知識はほとんどなく、投資関連本を2冊程度読んだくらいの知識。とりあえず買ってみることから始めました。

すると、保有している銘柄の株価は、良好な地合いに合わせてグングン上昇。

ママコアラ

私、才能あるんじゃない?

地合い:株式市場全体、相場の状態(値動き)のこと。 株価が上昇する傾向にあると「地合いが良い」といい、反対に、株価が下落傾向にあると「地合いが悪い」という。

投資本を数冊読んだだけで、「投資なんてちょろいじゃん!」と思っていました。今から思うとかなり甘かったです。

ちなみに初めて買った株は「三菱自動車」。リコール隠しなどのため株価が低迷していました。

以前より株価が安い!ただそれだけの理由で購入。

そのころ、東南アジアでのSUVの売り上げが良かったため株価は右肩あがり。しかし売るということを知らずホールド。

2019年、米中対立にてリスクオフムードへ。三菱自動車の株価も徐々に下落。対応スキルのなかった私は、ナンピン、塩漬けという典型的な負け投資をしていました。

ナンピン:値下がりする都度買い増しし、買い値の平均を低くすること。

塩漬け:値下がりして売るに売れず、ホールドしつづけること。

三菱自動車株は、その後数回ナンピンを繰り返し含み損をしっかり増やしたのち、2020年1月不正疑惑が起こった時に、全部売って損失を確定しました。

三菱自動車はリコール隠しで懲りていたはずなのに、再度不祥事が浮上…。株価下落は常に買いではなく、悪材料(下落の原因)の内容によっては、手を出してはいけないと痛感しました。特に今回のように企業体質が疑われるようなものは、簡単に買うことはできないと思います。

ママコアラ

損失は痛かったですが、2020年の三菱自動車の株価は、私が売った株価の半分くらいになっています。

本当は、兄コアラ(長男)育児休暇中の2014年、NISAという制度がつくられたため、その制度を利用し株式投資を始める予定でした。しかし子育てに追われ、投資をする余裕がありませんでした。

2014年と言えばアベノミクス初期なので、そのころに投資を始めていたら、右肩上がりの日経平均に合わせて、どんな株を買っていても爆益だったと思います。(2014年から2018年にかけて、日経平均が15000→24000に上昇)

日経平均:日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ、日本を代表する225社の平均株価のこと。

東証一部:東証二部、ジャスダック、マザーズなどの市場に比べると、審査が厳しく、社会的信用度、知名度が高い会社や大企業が上場している市場。

ただ私、2014年に株を始めていなくてよかったと心から思っています。もし、2014年株を始めていたら、「株なんて楽勝」と思っていたことでしょう。なにも知らないまま、徐々に投資資金を増やし、大損していたかもしれません。

高値掴みスタートとなりやすい2018年に株を始めた自分は、本当に幸運だったと思っています。

高値掴み:割高な株を買うこと。

簡単に買った株は、買った後に苦労するもの!

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投資2年目の失敗

失敗談

  • ボラティリティのある相場についていけない
  • 売るタイミングの重要性に気づいていない

2019年 米中対立によって株価は低迷していましたが、トランプ元大統領の発言や米中の政策発表に合わせて株価は大きく上下。ボラティリティが強く、利益を出しやすい相場だったと思いますが、スキルのない私は、ホールドし続けるだけだったので、損も得もしないといった感じでした。

ボラティリティ:証券などの価格の変動性のこと。ボラティリティが大きいとは価格の変動性が大きいことを指す。

このころの私は、自分がやりたい投資の時間軸(長期?短期?)、自分が狙える銘柄は何か、買いタイミングや売りタイミング…、そのすべてがあやふやでした。

2019年はとにかく本を読みました。雑誌も合わせると100冊ちかく読んだんじゃないかなと思います。

またツイッターでいろんな投資家さんをフォローし、勉強しはじめました。

ママコアラ

自分なりの投資ルールを確立し、そしてそれを遂行するメンタルをつけ、勝てる投資家になることを決意!

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投資3年目の失敗

失敗談

  • 国策に逆らったインバース購入で大損
  • 金融相場で中小型株の逆張りし、上げ相場についていけない
  • 超集中投資をして身動きがとれない

2020年コロナショック…。連日、発動されるサーキットブレーカーに興奮しました。証券口座もパンクしてアクセスエラーになったりし、投資初心者のわたしにとって初めて尽くしの毎日でした。

そして私は、インバース(ベア)、VIX投資デビュー。

サーキットブレーカー:株式市場において相場が異常に加熱し、その価格が短期間で極端に変動した際に、投資家達の頭を冷やす目的で売買を停止する制度。

インバース(ベア):インバース型ETFでは、原指標の変動とは逆の値動きをする。日経インバースなら日経平均が下がると、値上がりし利益がでる。

ETF:上場投資信託。市場で株のように直接取引ができる投資信託のこと。

VIX指数:恐怖指数。株価の値動きが激しければ、その値があがる。コロナショック時は急上昇し、VIX短期先物は、4倍くらいに跳ね上がっています。

ママコアラ

簡単に勝てるじゃん

またそう思ってしまいました。始めの頃はインバースやVIXの短期トレードで稼げていました。

しかし、インバースは国の政策に逆行する行為。日銀によるETF買い、国民全員へ10万円への配布、などによって株価は急回復。それに従い、インバース、VIXは急落。

私はインバースで大損しました。

その教訓を生かし、「インバースは買わない」をmyルールにしています。上げも下げもとるというのは私にはできない!と認識しました。もちろん空売りもしていません。

ママコアラ

インバースをホールドしていることで、そこに資金が拘束され、買いたい株が買えないというデメリットも生じます。

空売り:手元に持っていない株式を、信用取引などを利用して「借りて売る」ことを指します。株価が高く、これから下がることが予想されるときに空売りをして、その後予想通り株価が下落したところで買い戻して利益を得るものです。

また、この年に金融相場というものを知りました。財政出動による株高や日銀によるETF買いであがる株について何もしらず、まったく上げ相場についていけませんでした。

ママコアラ

日銀のETF買いの株価への影響を無視し、中小型株の逆張りをしていたので、まったく金融相場の恩恵を得られませんでした…

金融相場:金余りを背景に上げる相場のこと。政府が行う景気対策、日銀が行う金融緩和によって市中に流通するお金が増え、金余り状態になる。

そして投資3年目の大きな失敗は、超集中投資をやってしまったことです。資金の半分近くを1つの銘柄に入れてしまいました。そうすると、その株が下落したときはかなり大きな含み損となってしまい、もう損切りする気持ちも湧きません…。

このことから、一銘柄で大きく儲けることよりも、資金管理をしやすい(損切りしやすい)ということを重視し、投資資金に対して1銘柄5%以上は買わないことをmyルールに入れました。

トータルで勝てる投資を考える!

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投資4年目の失敗

失敗談

  • 恩株を作りすぎる

金を産むニワトリが欲しいと思い、恩株づくりを始めたのですが、恩株を作りすぎて、恩株に投資成績が左右される事態となってしまいました。

これまでの経験上、恩株になる株は、株価急騰後のことが多く、高値の時期は刹那で、その後長期にダラダラ下落したりするものです。

ママコアラ

すぐに利食いしていれば2倍株だったのに…。

さすがに、値上がり益を凌駕するほどの配当金を得るのは不可能なんですよね…。

また、急騰株は次の決算への期待が過剰に高くなっており、市場の期待以上の決算を出さないと激しく下落します。

ママコアラ

急騰パターンは利食いしてしまった方がリターンが大きい!

恩株で得る利益より、利食いしたほうが遥かに儲かる!

恩株って何?

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投資5年目の失敗

失敗談

  • 急騰後の下落トレンドに安易に入ってしまう
  • 空売り勢との闘いに敗れる
  • 相場の潮目、時代のトレンドに逆らう

私は四季報から監視銘柄をリストアップし、そこから逆張りで買うというスタイルをとっているのですが、2020年、2021年は四季報を毎号読んでおきながら、そこからピックアップした株は買わず、値下がりランキングなどで逆張りできそうなものを買うという方法が主となっていました。

ママコアラ

安易なエントリーが増えている現実…

そこで、安易なエントリーを避けるために「四季報から自分で選んだ銘柄」を買おうと考え、パシフィックネットを購入。

パシフィックネットは、前回決算あげした後にじわじわ下落トレンドとなっていました。

しかし、四季報で業績やチャートを見ていたので、心理的には買いやすい状況。

ママコアラ

前回決算良かったし、次の決算を跨いでみよう!

そんな安易な気持ちでエントリー…。

見事に決算後ストップ安…。大量の空売り攻撃もありぐんぐん下がる株価…。

「単元しか買ってないし、とりあえず大量に空売りをされた株の末路を見てみよう!」と思い、25%の含み損で損切りするルールを無視してホールドを続けました。

さらには、空売りが減った段階で買い増し…。

これも四季報から選んだ銘柄だから大丈夫という過度の自信があったのでしょう…。

で、結果…

さらに空売り増し増し…。個人が好きそうな銘柄だからか、買い残もぐんぐん↑。信用買いが増える→空売りも増える→買い方が投げる…。となり下落の一途。

そんな状況で決算突入。

暴落

ママコアラ

PTSで投げました…。ギブアップです。

投資額の半分が消えましたw

ママコアラ

辛いですが、これも勉強!

パシフィックネットはいい会社です。PCレンタルのストックビジネスは成長しています。ただ、いい会社が株主にとってもいい会社とは限りません。私は、会社を応援したいから投資しているわけでなく、儲けたいから投資をしているのです。

2022年は、市場参加者の気持ちを考えた投資をもっと勉強していきたいです。

また、

パシフィックネットはコロナ禍の巣ごもり需要でPCレンタル事業を急拡大させ、株価が急騰したという背景がありました。

ということは、ワクチンが広まり巣ごもり特需が剥落した後はどうなる?空売りされやすい状況に陥らないか?長期では株価の上昇が見込めたとしても、今買うのは得策か?

時代の流れ、相場の潮目の変化に合わせて、すばやく思考を変えていく!

ということの重要性も学びました。

ママコアラ

機関の空売りに逆らうことの危険性も学びました。

機関は私にとっては賢者です。まじで逆らわないことを誓います!

私の四季報の読み方☟

ママコアラ

投資家5年生!
今年もがんばります!

私の投資スタイルはこれ☟

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