こんにちは!ママコアラです。
記事タイトル「勝てる投資家はこれしかやらない」というのは、私のことを言っているのではなく、上岡正明さん著書の本のタイトルです。
「勝てる投資家」に私もなりたいので、こちらの本をまとめながら、自分の投資スタイルを振り返っていきたいと思います。
株式投資で勝つための法則
著者の上岡さんが23年間の投資経験から得た勝つための方程式は、
再現性×期待値×資金管理
だそうです。
再現性
勝てる投資家になるためには、自分のトレードを振り返り、再現性のある方法を自分で見つけるしかなく、人のまねをしたり、人から教えてもらったりするものではないと考えています。
銘柄をイナゴしても、エントリーやアウトポイントが違ったり、ホールド中のメンタル力に差があったりと、人の真似をしても完全に同じトレードにはならないからです。
じゃあ、とにかく株を買って、自分で勉強していくしかないの?
上岡さんは、「株で勝つための再現性とは、他人を真似することではありません。(中略)勝つ投資家が繰り返し行っている方法を知り、負けている投資家のくせやパターンを知り尽くして、銘柄選びやチャート分析を行うものです。」
ありがたいことに、自分のお金を削って経験せずとも、先輩方の経験から学べるのです。
それには読書がぴったり!
私は個人投資家さんの著書を好んで読みます。基本的に個別株の逆張り投資が私の投資スタイルですが、新たな発見を求めて、デイトレ、順張り、インデックス…と毛嫌いせず読みます。
他人の成功や失敗を自分に重ねる。
疑似体験をすることで記憶に残し、将来の糧にする。
引用文献:勝てる投資家は、「これ」しかやらない PHP社 著者 上岡正明
上岡さんは、個人投資家の著書を読む際の注意点として、その人が投資を始めた時期に注目すべきとおっしゃっています。
要するに、誰もが勝てる時期の投資ストーリーは、再現性が低い可能性があるということです。
たしかに、ショック級の暴落なんて、何を買っても儲かりますから…。
著者が考える再現性のある勝ち方が書かれています☟
勝ちトレードではなく、再現性がある勝ち方であったか?が大事!
今まで読んだ本を分類して紹介しています☟
また、上岡さんは、負けトレードには負けの再現性がある、そのため、自分の負けトレードも必ず振り返ることが重要だとおっしゃっています。
私も、同じ轍は二度と踏みたくないという思いで、失敗トレードを記事にまとめています。
よければどうぞ☟
期待値
期待値を上げる方法をして、
著者は、
- アノマリー投資
- 景気サイクルに合わせた投資
- 安く買う
- トレンドを把握しやすい銘柄で勝負(テクニカル使用)
とおっしゃっていると感じました。(ママコアラ解釈)
米国株のアノマリー(経験則)はざっくり言うと、3~4月の春に高値となり、8~9月の夏に底値になるというものです。
景気サイクルには、4つの段階(好況期→後退期→不況期→回復期)があり、その時々に買われやすいセクターが異なります。
過去のデータから勝ちやすい状況でのみ勝負をするというのは、まさに期待値が高いときだけ投資をするという手法で、再現性を高めることにもつながると思います。
個人投資家の利益の源泉は、エントリータイミングだけです。
「勝てる期待値の高い局面になるまで、辛抱強く待つ」。
高度な技法やデータ分析は、すべてその先にある応用力でしかないからです。
引用文献:勝てる投資家は、「これ」しかやらない PHP社 著者 上岡正明
投資の世界に確実なことは何もありませんが、唯一確実に勝てる局面があるとしたら、○○ショック級の暴落時です。
ただし、その時に現金を持っていないと買いに向かえません。
しかし、暴落直前には空前のバブルがあるものです。そこで株を買わずに現金で持っておくのは、なかなか勇気がいることなのです。
「儲けたい」と思う欲望は、何よりも強力!
私はこの言葉を思い出しながら、キャッシュポジションを調整しています。
個人投資家ならではの「待つ」という戦略を最大限生かしましょう!
資金管理
ずばり著者は分散投資を推奨されています。具体的な銘柄数はこちらの本に記載されていませんでした。
ちなみに私は、分散投資を基本に、ここぞの集中投資(PFの20%まで)は必要だと考えています。
詳細はこちら☟
上記にも書きましたが、キャッシュポジション(現金)も戦略であり、大切な資金管理の一環です。急落時に出動できるように、銘柄分析や地合いのアセスメントと同じくらい、資金管理も意識してやっていきたいと思います。
欲望のコントロール
株で勝つ投資家になるためには、「勝つ前に、まず負けないこと」です。(中略)そうした自分の欲望や、勝ちを求めるばかりに心が焦るのを抑えるためには、勝つより負けない投資家をめざすことが大切です。
引用文献:勝てる投資家は、「これ」しかやらない PHP社 著書 上岡正明
私は、含み損に耐える心や、下落局面で買いに向かえる心を「強さ」だと勘違いしていました。
本当に必要なのは、儲けたいという衝動、欲望をコントロールする術だったんですね。
負けなければ、おのずと勝ちがやってくる!
最高のチャンスをものにするためには、まず相場に長く居続けることが必要なのです。
そのためのメンタルコントロール!
自分の欲望に向き合い、それをコントロールする必要があるんですね。
貪欲になり過ぎると、過剰にレバレッジをかけてしまう、十分に下がり切っていないのに買ってしまう、ポジションを取りすぎてしまう、常勝トレーダーのイナゴをしてしまう、というようなリスクをおかしてしまいます。
メンタルコントロールのためには、まず人間の心の癖を知る必要があります。
以前書いた記事はこちら☟
上昇トレンドでの逆張り投資はかなりメンタルを消耗します。
そんな時に書いた記事です☟
まとめ
‟投資家は、「これ」しかやらない”を読みながら、自分の投資スタイルを振り返ってみました。私は、勝てる投資家になるために日々試行錯誤しているところで、まだまだその道のりは長いと感じています。
今までの自分のトレードを振り返るのに、読書は本当に有用だと感じます。最近あまり本読んでないな~と感じる方は、ぜひ書店の投資本コーナーへ行ってください。実際、手に取って、読みたい!と思う本を買ってみてください。
読書で投資スキルを磨くべく、一緒に切磋琢磨していきましょう!
私の投資スタイルはこちら☟
今まで読んだ本の楽天ROOMはこちら♡
今回こちらの本を読み、少し成長することができたと感じました。著者の上岡正明さんに感謝いたします。みなさんも、ぜひ一読を!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。